世界初、60fps、4K×2Kカラーの3D映像を撮影できる小型3Dカメラ

(財)NHKエンジニアリングサービスは(株)ビュープラスと共同で、4K×2K小型一体型高画質3DカメラLumiere3D(4096×2048pixel、60 フレーム/秒 プログレッシブ)を世界で初めて開発した。
今回開発したカメラは、ビュープラス社独自開発の高速インターフェースにより1.4GByte/秒超の映像をリアルタイムで出力し、直接PC ベースの記録・表示システムに取り込み可能。映像は非圧縮12 ビットのRAWデータで、ハードディスクに12 分間記録できます。取り込んだ映像は、ライブ3D映像として直接4K×2K 3D ディスプレイに表示可能です。画素数がハイビジョン映像の約4 倍の超高精細映像で、従来にない臨場感あふれる3D映像が表現できる。
カメラには1.25 インチ光学系890 万素単板CMOS センサーを2 個搭載している。また、PC ベースのシステムで直接映像を処理するため、フレームメモリなどの遅延が抑えられ、遅延の少ないライブ映像が提供できます。テレビ会議システムや双方向での3D 映像の通信、CG 画像との合成、その他PC ベースでのインタラクティブ映像効果システムとの連携など、幅広い利用が期待できます。
この装置は、5月27日から30日に開催するNHK 放送技術研究所の一般公開で展示される。

 ソニーが六本木で共創イベント「dot park(ドット・パーク)」を開催

音楽・映画・ゲームコンテンツを結集させ、多様なアーティストがライブ・インスタレーション・各種作品を通して人々の好奇心を刺激する共創イベント「dot park(ドット・パーク)」を、5月21日(金)から25日(火)までの5日間にわたり、六本木ヒルズアリーナにて開催。ソニーでは、3Dエンタテインメント領域において、劇場や家庭での普及に向けた取り組みを加速しており、今回の「dot park」では、ソニーが提供する様々なジャンルの3D映像を体感できる。

 マウスコンピューターが「3D-PCロゴプログラム」を発表

3Dコンテンツには「映画」や「ゲーム」を楽しむ用途と、3Dコンテンツを「制作」するなど様々な用途が有り、それぞれ必要とされるパソコンの性能が異なるため、導入の敷居が比較的高いコンテンツとなります。そこで、マウスコンピューターは「このパソコンを購入すれば3Dコンテンツを楽しめる」基準を示すロゴプログラムを提唱している。「3D for THEATER」、「3D for CREATOR」、「3D for GAMER」それぞれの要件を満たしたパソコンにはロゴマークを表記し、パソコン性能をわかりやすく提示する。